食欲の秋、その食欲を増進させるようにたくさんの種類の野菜や果物、お米が収穫されます。
主人の両親も趣味で畑をしているのですが、いろいろな野菜のおこぼれに預かっていて本当に助かります。
でも・・ただひとつだけ私の手に負えないものがあるのです。
それは、さつまいも。
小さな苗からその名の通り、いもづる式にたくさんのさつまいもが獲れますよね。
我が子も一緒にいも掘りをさせて貰って喜んでいるのですが、手土産が大きな箱2つにいっぱいのさつまいもなのです。
笑顔で「うわぁ!こんなにいっぱいすごいですね、ありがとうございます。」と言いながら、内心『えーどうするの?こんなにいっぱい・・腐らせてしまいそう・・』と嘆き節ですよ(涙)。
でもせっかくの美味しいさつまいもなので、
上手に長期保存する方法はないのか調べてみました!
さつまい保存方法・・上手な方法をチェック
そもそもスーパーで売られているさつまいもも、秋に大量に収穫されたものを長期保存して年間を通して店頭に並んでいるのです。
だからといって、特に味が悪いなどと感じた事はありませんよね。
ということは農家さんと同じさつまいもの保存方法を取り入れれば、家庭でも長期保存は可能ということになります。
では正しい保存方法の手順をみていきましょう!
- その1
- その2
- その3
- その4
収穫した(買ってきた)さつまいもは、
表面にキズがあるものとないものを分けます。
キズがあるものは早く痛みやすいので、早めに使うようにして下さい。
泥や土がついたさつまいもを、そのまま3~5日程日陰で乾かします。
(スーパーで買ったさつまいもはこの工程は省いても大丈夫です。)
その後、乾いた泥や土を手で簡単に払い落とし、
新聞紙でひとつずつ包みます。
通気性の良い段ボール箱がBESTですが、発砲スチロールなどの箱を使うなら通気のための穴を必ず空けて、その箱にふんわりと詰めて冷暗所で保管します。
冷暗所がいいのですね^^
冷暗所ワンポイントアドバイス!!
家の中とはいえ季節によって冷暗所は変わってきます。
秋・冬は風通しの良い暗い場所(我が家では廊下です)に置いておけばいいのですが、春・夏はそうはいきません。
そんな時は冷蔵庫の野菜室を5~8℃に設定して、新聞紙に包んだまま入れておけばいいでしょう。その時は箱からだしてOKですよ、入りませんから(汗)。
さつまいもには、ほど良い湿度(80%ぐらい)も必要ですからね。
反対に、やってしまいがちですが間違った保存方法があるので注意して下さい。
それは、さつまいもを洗うことです!
調理する時に時短になるからと、保存する前に全部のさつまいもを洗ってしまっては腐りやすくなるので、絶対に避けましょう!!
ふと疑問に思ったので調べてみました!
すると生のさつまいもをそのまま冷凍保存することはできないのですが、
火を通せば冷凍保存ができることがわかりました。
たとえば大学いも用に一口大に切ったり、天ぷら用にスライスしたり、
丸々1本のままでも芯までしっかり火を通してから冷凍保存しておけば
料理の時にも便利ですね。
ペースト状にしておくと離乳食やスープなどもすぐに作れていいですね。
切ったさつまいもの保存方法は?
料理によっては1本全部使わない時もありますよね。
そんな時は洗わずに切って、残りのさつまいもの断面をラップしましょう。
それから、また新聞紙で包んで同じように保存すると一週間前後は大丈夫ですよ
(それでもなるべく早く使いましょうね)。
万一、洗ってから切って余ってしまった場合は蓋つきのタッパーに、さつまいもが浸かるぐらいの水を入れて冷蔵庫に入れましょう。毎日水を替えると3~4日はもちます。
どのくらい保存できるの?
手順をきちんと守って上手に保存できれば最低でも3ヶ月は大丈夫なので、春先まではゆっくりとさつまいも料理を楽しむことができますよ。
でもね、いくら長期保存が出来るといってもいつまでも食べ頃なわけではありません。
明らかにグチュグチュに腐ったり、芽がニョキニョキと伸びてきたらダメだとわかりますが、さつまいもって見た目があまり変わらないのでわかりにくいですよね。そんな時は断面を見て下さい。
断面がベタベタとしてきたら食べるのをやめましょう!
まとめ
さつまいもについて書いてみましたが、ポイントは
「洗わずに乾かして新聞で包み冷暗所で保存」が基本ですね^^
栄養価もあってダイエットにも向いているというのが「さつまいも」なんです^^
⇒ さつまいもダイエットの効果をチェック!
料理の幅も広く、美味しいさつまいもとはいえ
短期間でさつまいもづくしはちょっと辛いですよね。
長い期間楽しみながら味わえるように、
私も正しいさつまいもの保存方法で、今年からは無駄にせず長く楽しみたいと思います♪
参考になれば嬉しいです(=^▽^=)