更年期といわれる40代後半から50代以降になると、めまいを訴える女性が増えます。
これって更年期障害の症状によるめまいなの?
誰でも起こることだから心配ないの? ただの疲れ?
いろんな不安や疑問が・・・
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私は30代の頃からめまいと吐き気に悩まされてきました。
目を酷使したせいで激しいい首こりが原因だ・・とか
メニエール病かも・・とか、
ストレスだ・・とか。
耳鼻科や脳外科など病院をはしごしたり(^^;
結果、良性発作性頭位めまい症でした。
いよいよ更年期と呼ばれる年齢になり、
今度は若い頃のめまいとは違った症状がやってくるのかしら??と
更年期障害の症状としてのめまいについて調べてみました!
この記事の目次
更年期障害の症状でめまいは多いの?
更年期になると女性ホルモンの分泌が減少することが影響して
視床下部から自律神経も大きく影響を受けます。
自律神経のバランスが崩れると、めまいなどの症状が出るのです。
■ めまいの種類
・浮動性めまい・・船酔いの様な体がフワフワとしためまい。
主な原因は、高血圧や脳、心因性の病気なども。
・回転性めまい・・天井や壁、部屋の中がグルグルと回っていると感じるめまい
主な原因は、加齢や内耳が原因(良性突発性頭位めまい症など)
・立ちくらみ・・立ちあがった時にクラッとした目まいがあり、目の前が暗くなる。
主な原因は、貧血や疲れなど。
更年期障害の症状で多いのが「浮動性めまい」と言われています。
(・・何ぜか私の周りでは、回転性のめまいの人が多いのですが 汗)
それぞれの めまいの特徴について見てみましょう!
更年期に多い浮動性めまいについて
めまいの症状を表現する時に使われる言葉が「ふわふわしている」「雲の上を歩いている感じ」これらは、浮動性のめまいです。
パソコンを長時間して眼精疲労や激しい肩こりをする人にも多いようです。
目や神経に影響を受けると言われています。
回転性めまいとは違って、頭を急に動かしたり体位変えたからといってめまいが起るわけではありません。どの姿勢でもずっとめまいが続いているというのが特徴で、しかも時間が長いというやっかいなもの。
船酔いの状態が1ヶ月も続いていたという女性もいました。
体って不思議なのですが、このフワフワしためまいの感覚に慣れてしまうようです。
だからといって、ほったらかしにしておくのはイケマセン。
ちゃんと診察を受けることは大切です。
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突然やってくる回転性めまいについて
実は、更年期障害の症状として浮動性よりも多いのでは?
と、私は同年代を見て実感してしているのが、回転性めまいです。
突然周りの景色がグルングルンと回り出すのですから、衝撃です・・。
しかも多くの場合は、吐き気を伴うので
自分はどうなってしまったのか?
とんでもない病気なのでは?
と、ものすごく不安になってしまいます。
回転性めまいの中で多いのが「良性発作性頭位めまい症」
加齢も影響するようで、更年期から患者数が増えるようです。
良性発作性頭位めまい症は、
起床時に頭を持ち上げた瞬間、グルグルっと部屋全体が回る様に感じるめまいで、初めて経験した時には、ものすごい不安感が押し寄せてきました。
女性ホルモンの減少の影響だけではなく、睡眠不足やストレスなどが引き金になることが多いので、日頃から疲れをためないなど、気を付けましょう。
原因は、耳の三半規管の中に剥がれ落ちた耳石が影響して、バランス感覚を乱してしまうことで目まいが起こります。
カルシウム不足になりやすい更年期以降は耳石がはがれおちやすいのですね。
この病気は、特に普段あまり頭を動かすような運動などをしていない寝返りもあまりしない様な人に起こると言われています。
前回、その事を書いたものがあります。
簡単に 頭位めまい症を改善する「寝返り体操」も紹介しています。
めまいが起こった時はどうすればいい?
めまいの種類によって、起こり方も様々です。
良性突発性頭位めまい症の場合は、朝起きた瞬間の場合がほとんどなので、そのまま落ち着いて横になり激しいめまいが落ち着くまで待ちます。
私の場合は、家族と一緒に耳鼻科で目まいの様子(目が回っている)を見てもらい診断してもらいましたが、吐き気やめまいが激しい場合は、しばらく安静にして様子をみたほうがいいでしょう。
貧血などによる立ちくらみなどの場合は、めまいが起こる前に、周囲の音が遠ざかる感じがして聞こえにくくなります。目の前が暗くなり、意識が遠くにいってしまう感じがしました。
私はそのまま顔面から倒れてしまったことがあるので、「あ、倒れるかも!」と思ったら、すぐに座り込みましょう!
多くのめまいは命に関わる事は少ないようですが、転倒し頭を強打したりと、大けがをする場合もあり注意が必要です。
病気によるめまいも多い
更年期障害の症状であればホルモン療法や自律神経のバランスを整える漢方薬などが処方されるようですが、他にも病気がかくれている場合があるので、勝手な自己判断はしない方がよいでしょう。
・手足のしびれ、ろれつが回らない・・脳の病気
・耳鳴りや難聴がある場合・・メニエール病、突発性難聴
・偏頭痛がある・・前庭性偏頭痛
他にも、けいれんがあったり、頭を強く打ったりケガをした場合のめまいや、激しい頭痛があった場合など、めまいに伴う症状に注意し症状によってはすぐに診察を受けましょう!
⇒ 良性発作性頭位めまい症の治療!エプリー法でめまいが消えた!
さいごに・・
自分に起っためまいが更年期障害なのか?
それとも他に病気が隠れていないのか?
チェックする事は大切ですね。
更年期障害の症状として、めまいや吐き気で苦しんでいる人は多く、それがいつまでつづくのか? 個々によって期間も様々です。
精神的にもストレスを溜めこんでしまう時期でもあるので、意識的に自分に合ったリラックス方法を見つけておくのも大切かな、と感じました。

40歳を過ぎると気になる体調の変化。これって更年期障害なの?更年期障害だと思っていた症状が別の病気だった?更年期ダイエットの方法とは?など記事などのをまとめました。
更年期を乗り越えて元気に過ごせますように。