主婦になり買い物・料理を私がメインでやってきて20年、
かぼちゃは夏が旬の野菜だということを初めて知りました( ゚Д゚)
秋の収穫祭ハロウィンのメインキャラクター(?)であり、冬至の日には昔から食べられているので秋冬の野菜だと信じて疑わない日々でした。
ところがある日、かぼちゃは栄養が豊富で美容効果まであると聞いたので、調べてみて発覚しました。
まぁ、私の無知からくる驚きはひとまず置いておいて・・
せっかく調べたので、かぼちゃの栄養やカロリー・美容効果までご紹介しますね!
かぼちゃの栄養について
子供の時はかぼちゃが嫌いだったのですが、祖母に「体にいいから食べなさい」とよく言われていました。
ですが!
ここまでビタミン・ミネラルが豊富で栄養満点だとは思っていませんでした(‘Д’)
βカロチン
βカロチンが多く含まれるほど野菜は黄色くなるといわれているので、かぼちゃの色がβカロチンの豊富さを物語っていますよね。
では、βカロチンにはどんな働きがあるのでしょう。
② 呼吸器系を保護する
③ 皮膚や粘膜を強くして、保護する
④ 眼精疲労を抑える
⑤ 肌や髪・爪をつやつや健康に保つ
など・・
免疫力が高まると病気にかかりにくくなります。
ですから風邪やウィルス予防として、冬至に食べられる習慣ができたのでしょうね。
長い目でみると、がん予防にもなるとまでいわれています。
また、かぼちゃの栄養にはルテインも含まれており、βカロチンと相乗効果をなして眼球内で抗酸化作用を発揮して目を強くしつつ、眼精疲労も抑えてくれます。
視力低下も改善してくれるので、デスクワークでパソコンをよく使う人は、積極的にかぼちゃを食べた方がいいですね。
食物繊維
食物繊維の働きは
② 新陳代謝が活発化する
③ 血糖値を下げる
④ コレステロール値を下げる
など・・
お通じが良くなれば体に蓄積された老廃物も出ていくので、お肌の調子もグンときれいになるでしょう♪
食物繊維は、かぼちゃのワタの方が多く含まれているのですよ!
鉄分
鉄分には体の余計な水分を体外に排出する働きもあるので、むくみにも効果を発揮してくれます。
ビタミンA・B1・B2・C・E
ここで注目すべきはビタミンEでしょう。
βカロチンと1・2位を争うほどに豊富に含まれているのです。
ビタミンEは抗酸化作用が非常に強く、細胞から元気づけてくれて体の老化を防いでくれます。
② 皮膚や粘膜の強化
③ ホルモン分泌の促進、バランスの調整
④ 内臓の強化
など・・細かくはもっとあるのですが、キリがないので大雑把にまとめてみました。
脳卒中・心筋梗塞・がん・など命に関わる生活習慣病を予防してくれるのはすごいですよね。
ビタミンEを単体で摂取するよりは、ビタミンCと一緒に摂取する方が効果をより発揮してくれるので、かぼちゃは本当に良い栄養の集合体ですよね。
かぼちゃのカロリーや美容効果について
こんなにもかぼちゃの栄養がすごいなら、毎日でもバクバク食べたい!
・・けど、かぼちゃって甘いしカロリー高そうですよね(涙)
それに炭水化物だし、健康のために食べたいけど太るのは勘弁(T_T)
と思っているあなたに朗報です。
たしかに炭水化物ですしカロリーも低いとは言えませんが、かぼちゃは太りにくい性質を持っているのです。
かぼちゃのカロリー
まずカロリーとして、スーパーでよく見かける西洋かぼちゃは100gあたり91kcalです。
野菜直売所などで見かける黒っぽくてゴツゴツした皮の日本かぼちゃは100gあたり49kcalとなっています。
ただ同じ炭水化物である白ご飯は100gあたり168kcalもあるので、かぼちゃの方が断然カロリーは低いですね。
そして何より、あんなに甘くてホクホクなのに糖質も白ご飯よりも低いのです!
白ご飯はお茶碗1杯で200g程度ありますが、かぼちゃは100gも食べたらお腹いっぱいになってしまいますので食べ過ぎになることもないでしょう。
また、かぼちゃに含まれる食物繊維が血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので、太りにくくなるというわけです。
かぼちゃの美容効果
女性としては、ここが気になるところですよね(^_-)-☆
もうビタミンEが豊富に含まれている時点で美容に効果があるのは歴然です。
アンチエイジング
かぼちゃには3大抗酸化ビタミンとされるビタミンA(βカロチン)・C・Eが含まれています。
この3つのビタミンが力を合わせて、
細胞から老化を予防してアンチエイジングを助けてくれます。
年齢と共に疲れて、くすみがちな目も透明感溢れるキラキラした目に!
忙しさの中で崩れがちなホルモンバランスを整えてくれて、新陳代謝も活発にしてくれます。
すると体の老廃物も体外に出て、体の内側からきれいにアンチエイジングできるのです。
見落としがちですが、髪にもコシが戻ってツヤツヤ・サラサラ効果が期待できますよ。
外側だけをいくら着飾っても、真のアンチエイジングとは言えませんからね。
美肌効果
3ヶ月ぐらい意識してかぼちゃを多めに食べていたら、若い時からの私のコンプレックスである目の下のクマが劇的に薄くなったのです(^^♪
頬のたるみからくるほうれい線もファンデーションが食い込まなくなったし、洗顔の時に肌にハリを感じています。
ビタミンAが肌荒れや乾燥を防いで、ビタミンCがメラニン色素の生成を防ぎつつコラーゲンの生成を助け、ビタミンEは栄養が肌全体へ行き渡るように血行を促進してくすみを防ぐ・・
ここでも3大抗酸化ビタミンは頑張ってくれています。
むくみ解消
むくみがひどいと、血行も悪くなり冷え性の原因にもなりますからね。
トイレに行く回数がグンと増えましたし、1回に出る量も多くてビックリしました。
かぼちゃは夏野菜のなかでも珍しく、体を温める効果があります。
むくみを解消し、体を芯から温めてプヨプヨ水分体形にサヨナラしましょう。
おススメのかぼちゃレシピ
- 材料
- 作り方
かぼちゃ 適量
塩 少々
① かぼちゃを適当な大きさに切って、スライサーで薄くスライスする
② 15分ほど水に浸けた後、水気をしっかりときる
③ アルミホイルの上に並べて、トースターで軽く焦げ目がつくまで焼く
④ 塩を軽く振りかける
ひとこと!
これは祖母がよく作ってくれていた思い出のおやつです。
祖母は油で揚げていたのですが、油が気になる私はトースターで焼くようになりました。
焼く時間はかぼちゃの熟れ具合で変わるので、調整して下さい。
- 材料
- 作り方
かぼちゃ 適量
ぬか床 適量
① かぼちゃを適当な大きさに切って、3mmの厚さに切る
② 15分ほど水に浸けた後、水気をしっかりときる
③ ぬか床に好みで1~3日漬ける
ひとこと!
これはママ友の言い間違いで生まれたレシピです。
ママ友は「瓜」と言うつもりで「かぼちゃ」と言ってしまい、間違いに気付かず私はそのままかぼちゃを漬けて、美味しいお漬物が誕生したというわけです。
クセになる美味しさですよ!
さいごに
かぼちゃは本当に栄養が豊富で病気知らず・美容野菜といっても過言ではないでしょう。
おかず・おつまみ・おやつなど、料理のバリエーションもたくさんあるので、飽きずに食べ続けることができますよね。
きっと皆さんは私より料理が上手でしょうから、ここでは変わり種のレシピを紹介させてもらいました。
またワタごとスープにすると、無駄なく栄養も摂取できるのでいいですね。
美味しく食べて、かぼちゃの栄養も美容効果も手に入れましょう(*’▽’)