いちじくって正直地味な果物ですよね(ごめんね、いちじく)。
ですが【不老長寿の果物】と呼ばれていることをご存知ですか?
今回は美容によくてダイエット効果もあるという、
女性の味方いちじくにスポットを当ててみました!
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いちじくの栄養
一体どれぐらいいちじくには栄養が含まれているのでしょうか?
*水溶性食物繊維
いちばんの栄養としては、体内で植物細胞をセメントのようにつなぎ合わせる働きをもつペクチンが多く含まれていることですね。腸の働きを活発にしてくれるので、便秘に効果があります。
*ミネラル
カルシウムや鉄分がとてもバランスよく含まれています。女性の悩みに多い貧血予防や骨の成長も促すので骨粗鬆症にも効果をあらわします。
*カリウム
カリウムは体内に過剰に摂り過ぎた塩分を体外に排出してくれる働きがあるので、高血圧に効果がありむくみ予防も期待できます。
*フィシン
ちょっと高級なお洒落レストランなどに行くと、お肉の付け合わせにいちじくが添えられていたりしますよね(私はTVでしか見たことがないのですが)。
なぜ、いちじくなのか・・それはこのフィシンという分解酵素が含まれているからです。消化を助けてくれる働きを持っているので、食後に食べても効果があります。
*ベストアルデヒド
これは、いちじくそのもというより果汁から抽出した栄養素で、抗がん作用があるといわれています。
想像以上に栄養豊富ですよね。
子どもの頃、隣の家の庭にたくさんのいちじくが実っていてお裾分けをよくもらっていたのですが、見た目が子ども心をくすぐらず食わず嫌いだったことを心底後悔しています。
あの頃、勇気を出して食べていれば今頃はもっときれいだったかも・・(涙)
ドライいちじくの栄養って?
最近は果物から野菜まで「ドライフルーツ」・「ドライベジタブル」といって青果売り場からお菓子売り場にも置いてあるのを目にします。
私が子どものころはドライフルーツといえば干しブドウぐらいしかなかったような気がします。ドライベジタブルは切り干し大根のことでしょうか?なんてイメージの私ですが、時代は健康志向なのですね。
では、今では手軽に購入できるドライいちじくはどうなのでしょう?
ドライにした分、いちじくの栄養が蒸発しているのでは?というのは大昔の考え!
反対ですね!ドライにした分、栄養は凝縮されるのです。
例えば食物繊維でいうと100gあたり、生の場合1.9g・ドライの場合10.9gと5~6倍になります。カルシウムは約5倍・鉄分は約4倍・ナトリウムは約4.5倍・カロチンは約2倍などなど嬉しさも倍増!
生で食べるより、おやつ代わりとしても手軽に摂取できるのがいいですね。
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気になるいちじくのカロリーは?
果物ですので大きさにはバラつきがありますが大体の目安を参考にしてください。
・大 (約 95g・可食部80g):約45kcal
・中 (約 70g・可食部60g):約30kcal
・小 (約 50g・可食部40g):約20kcal
上記は生の場合ですがドライにすると・・約5倍になります。
栄養が凝縮されるのと同時にカロリーも凝縮されるのでしょうかね(汗)
美容面での効能は?
女性ならお肌のお手入れには気を使っていると思いますが、お肌のコンディションは体の内面で決まります。特にお腹の状態はお肌のコンディションに大きく左右します。
便秘解消に効果のあるいちじくはお肌にも効果があるということになります。
また、ドライいちじくには他のドライフルーツにはない植物性エストロゲンが含まれています。この成分は女性ホルモンを整えてくれる働きがあって、肌荒れ防止・生理痛軽減・生理不順の効能があります。ん~いいこといっぱい!
健康や美容を気にする女性の強い味方のいちじく。
でも妊婦さんにもいいこといっぱいなのです!
妊娠中はママとお腹の赤ちゃんのために1日1600mgのカルシウムが必要とされています。
ヨーグルトに生でもドライでもいいので、いちじくをまぜて食べるとかなりのカルシウムが補えるでしょう。
ですが、ここで重要ポイント!
カロリーの項目で書いたように、決して低いカロリーとはいえません。
1日あたり生なら5個・ドライなら3個程の摂取にしておきましょう。