パソコンやスマホなどの影響で、現代人は眼精疲労や飛蚊症など、目のトラブルにさらされやすい環境にいます。

目のトラブルを解消するには、マッサージなどと同時に、目に良い栄養分を積極的に摂ることも大切です。
そして、「目に良い食べ物」と言われたら、真っ先にブルーベリーを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
健康食品のコマーシャルも多いですよね(^^;
今回は、そんなブルーベリーの栄養や効果について、色々と調べてみました!
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この記事の目次
ブルーベリーの栄養をチェック!
栄養価が高いといわれているブルーベリーですが、一体どんな栄養があるのでしょうか?
実は、ブルーベリーはあの小さな1粒の中に、沢山の栄養素が詰まっているのです。
ちなみにブルーベリーに含まれている栄養素は以下の通りです。
・ビタミンA
・βカロチン
・ビタミンE
・ビタミンC
・ポリフェノール
・食物繊維
・炭水化物
・脂質
などです。
小さな1粒でも、栄養はぎっしり詰まったスーパーフードなのですね。
ビタミンミネラルがたっぷり
ブルーベリーの小さな実には、抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンEとビタミンCが含まれています。
また、ビタミンEは活性酸素の働きを抑える作用があり、過酸化脂質の発生を防ぎ、細胞の健康を維持するように働きかけてくれます。
しかし、ビタミンEは活性酸素を除去するために、1度働くとその活性が失われてしまいます。
そこで同時に摂取されるビタミンCが、再びビタミンEを活性化する力を呼び戻すために活躍してくれます。
このようにお互いの力を生かしながら、ビタミンEとCは、体のために働いてくれるのです。
豊富な食物繊維
ブルーベリーは、野菜や果物の中でも、特に食物繊維が多く含まれている食材です。
食物繊維が多い果物といえば、良くあげられるのがバナナですが、ブルーベリーは、そのバナナよりも豊富な量の食物繊維が含まれているのです。
含有量で比べると、ブルーベリーはバナナの約2.5倍も食物繊維が含まれているんですよ。
しかも、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれており、頑固な便秘などにも効果が期待できます。
ブルーベリーはポリフェノールもたっぷり
ここまででも、十分栄養価の高いブルーベリーですが、ビタミンや食物繊維の他に、ポリフェノールもたっぷりと含まれています。
植物の樹皮や種などに含まれる天然成分のことで、体をサビ付かせる活性酸素の働きを抑えて除去してくれる強い抗酸化作用を持っています。
さらに!冷凍することで栄養価がUP!
これは、ブルーベリーに限ったことではなく、果物全般的に言えるようですが、冷凍すると果物の栄養価は高くなり、ビタミンCや抗酸化物質の含有量が高くなることが、研究結果で明らかになっているようです。
スーパーなどに売っている冷凍のブルーベリーは、常温のブルーベリーよりも栄養価が高いということになります。
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ブルーベリーはどうして目にいいと言われているのか?
このように、体にいいとされている成分が豊富なブルーベリーですが、どうして目に良いと言われているのでしょうか?
ブルーベリーに含まれるポリフェノール
理由は、ブルーベリーに含まれているポリフェノールにあります。
そもそも、ポリフェノールとは、一般的にも良く聞く言葉になってきましたが、1つの成分を現す言葉ではないんです。
ポリフェノールのポリとは「たくさんの」という意味があり、たくさんのフェノールという意味なのです。
ちなみにその種類は約5,000種類以上もあると言われています。

ポリフェノールの1つアントシアニン
そして、ブルーベリーにはこの約5,000種類以上もあると言われているポリフェノールの中の1つである、アントシアニンが含まれています。
アントシアニンは、ブルーベリーなどに含まれている濃い青紫色の色素のことです。
ブルーベリーの他にもなすや紫色のたまねぎをはじめ、黒豆などにも含まれています。
アントシアニンは、もともと植物が紫外線から実を守るために生成されています。
そのため強い抗酸化力を持っており、活性酸素を抑えたり排除したりする働きに優れています。
そしてこのアントシアニンは私たちの目の健康を維持するために、非常に頼りになる成分なのです。
さまざまな効果を発揮するアントシアニン
アントシアニンの効果は、抗酸化作用の他にも目に良いとされる3つの効果があります。
1.ロドプシンの再合成を助ける働き
このロドプシンという色素は、外部から光の情報を受け・信号化して脳に送る働きをしており、この働きによって人は「目が見える」と認識しています。
ロドプシンは光の刺激を受けると分解されて、再合成されて元に戻るということを繰り返しています。
しかし、目を休ませること無く酷使していると、再合成自体が間に合わなくなってしまいます。
この結果、眼精疲労や飛蚊症といって、目のトラブルを引き起こしてしまいます。
ここで、力を発揮してくれるのがアントシアニンです。
アントシアニンはロドプシンの再合成を促して、眼精疲労などを回復させるとされています。
しかも、即効性があり、摂取してから4時間ほどで眼精疲労などの症状に効果を発揮してくれます。
ただし効果は半永久的なものではなく、24時間ほどで消失してしまうので、続けて摂取していくことが大切です。
2.毛細血管の保護
このデルフィエジンという物質は、目の網膜に張り巡らされた毛細血管を保護・強化してくれる効果があります。
3.血行促進
血流がスムーズになると目が疲れにくくなり、例え眼精疲労が起こっても回復しやすくなります。
さらに、ピントを調節する機能が回復したり・目の下のクマの改善効果なども期待できます。
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どんな食べ方がいいの?サプリメントでも栄養は取れるのか?
目のトラブル対策以外に、美容にも高い効果を発揮してくれるブルーベリーですが、食べ方によって効果は変わるのでしょうか?
先ほども説明した通り、ブルーベリーは冷凍することで栄養価がアップします。
かといって、ブルーベリーを加熱した場合でも、栄養価が劇的に変化することはなく、栄養価の含有量もほぼ一定に保たれているようです。
よって、ブルーベリーはどんな食べ方をしても、一定の栄養は摂取できるということになります。
ちなみに、私は栄養価がアップする、冷凍した状態のブルーベリーを食べるようにしています。
食べ方としては、いつも朝食べているヨーグルトにブルーベリーとバナナを入れるだけです。
たまには、同じ材料をミキサーに入れて、スムージー風にして飲んだりもしています。
さっぱりしていてとっても美味しいんですよ。
私は朝は食が細い方なんですが、朝からこのブルーベリーバナナヨーグルトを食べておくと、胃腸の動きが良くなって、1日調子よく過ごすことができるんです。
さまざまなメーカーから販売されているブルーベリーサプリ
ブルーベリーはサプリメントから摂取することも可能です。
現在では、さまざまなメーカーからブルーベリーのサプリが登場しています。
私も目の疲れや飛蚊症が気になり、今試しているところ(笑)
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中身はこんな感じ
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アントシアニンの効果はもちろんのこと、それぞれの製品により、プラスアルファで配合されている成分がありますので、自分のお悩みにあったサプリメントを見つけて、継続して摂取していくと良いでしょう。
さいごに・・
ブルーベリーの栄養について書いてみましたがいかがでしたか?
思っていた以上にパワーがあることに驚きました^^
ちなみにブルーベリーは、食品で摂る場合も、サプリメントで摂る場合にも、目を酷使する4時間ほど前に摂取すると最大限の効果が得られます。
ポイントは目を酷使する前に摂取するということです。
食べても美味しく、栄養価も非常に高いブルーベリーは、目のトラブルでお悩みの方には、毎日継続して摂ってほしい食材ですね。