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膵臓がんの痛みより母が辛かったこと・・

がんは痛い・・そう聞きます。
なので、母がすい臓がんになった時にも、
がんの痛みが来ることが怖くて仕方がありませんでした。

病気
でも、すい臓がんの母を看病していた半年間、がんの痛みよりも、つねに母が苦しんでいたものがあります。

 
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膵臓の痛みより辛かったこととは

 
膵臓がん特有の痛みと言われているのが、膵管を圧迫する為に感じる「背中の痛み」
そういった痛みはがんの進行と共に痛みも強くなり、転移した場所も痛みが増えます。

 
膵臓がんの場合、左側の背中が痛む人が多いようです。
母の場合は肩が凝ると言っていました。それと腰痛です。人それぞれという気もしますね。

 
しかし、今は、いろんな種類の痛み止めを上手に組み合わせてくれて、胃が荒れやすい母は貼り薬にしたりと、対処してくれてあまり「痛い」と訴えることはありませんでした。

 
元々胃が弱かったため、お薬を飲む事もためらう母でしたので、痛み止めで胃が荒れると怖がっていましたが、先生の説得でそんな心配もない事を知り、痛みがでて苦しむ前に上手に処方するという事を受け入れて、痛みをあまり感じずにすんだと思います。

 
もちろん、末期の入院時には、モルヒネを使って痛みを緩和もしました。

ですが、痛みよりも、どうしても緩和できないのが体の怠さ「倦怠感」でした。

そのために、入院中は10分おきに体位交換をせがみます。

がんの倦怠感
付添の私を寝かせてくれない程、「頻繁に寝返りしたい」「腕をのばしたい」「足をまげのばししたい」と訴えました(・・会話らしい言葉はなく、私の名前を読んで合図をするくらいですが)

 
肝臓への移転の影響なのか、腹水がたまり、ステントの設置処置も上手くいかず、体中が浮腫んでいたために、いっそう体の怠さがあったのかも知れません。
そして、自分で起き上がることも、寝返りを打つこともできない状態ではそうとう辛かったのでしょう。

 
あの怠さをどうにかしてあげられなかったのか?
母より早く亡くなった伯父の時にも、体の怠さがつらいと話していたのを思いだしました。
痛み止めを打つことで、倦怠感は取り除けないのでしょうか。

 
自分で意思表示が出来なくなった場合、がんの痛みの緩和はやってくれても怠さの緩和はしてくれないのかな・・なんて考えてしまいました。

 
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がんの倦怠感とは?

 
がんに伴う倦怠感を多くの患者さんが感じているようですが、怠さや疲労感は数字で表すこともできず、痛みよりも軽視されていたと思います。

病院
母もずっとひどい倦怠感に悩まされていました。

一般的に疲労感は休息をとれば、元気も回復し疲労感は取れますが、
病気による疲労感は継続的におこり、日常生活も困難なほど体力的にも影響が大きい
のです。

 
母が入院していた病院では、希望すれば理学士が毎日マッサージに来てくれていましたので、体の凝りをほぐしてくれました。
毎日マッサージを受けていましたが、それでも全身がだるくて仕方がなかったようでした。


▼ こういった体位交換用のクッションなども活用しました。



がんによる倦怠感は、「癌細胞がエネルギーを消耗させる」ようです。

どんな病気でも健康時とは違って体力が落ちるわけですから、エネルギー不足になってしまいます。
感染症や痛み、吐き気などで体力を消耗してしまう事も大きいでしょう。
動かなくなれば、全身の筋力も低下します。

 

癌の怠さ・・どう対処する?

 
体力を使って疲労感が増さないように、省エネで動くこと。
睡眠をしっかりとり、体を少しでも休めるように、眠剤を利用するなど医師への相談もした方がいいでしょう。

 
がんの痛みも倦怠感も 患者さん自身が訴えてくれないと分からない事が多いものです。

患者さんの治療がストレスなくできるように、担当医に倦怠感を取り除く方法など、積極的に相談する事は大切だと感じました。


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