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ピロリ菌の感染原因ってなに?手遅れにならないためにやること!

ピロリ菌とは、胃の中の粘膜に潜伏する悪い菌です。
らせん状の形と数本のべん毛で、胃の中を活発に動き回る恐ろしい菌です。

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ピロリ菌は尿素を分解しアンモニアをつくり、
胃酸を中和する力を持っているので、胃の中の強い酸の中でも生きていけます。胃の細胞を栄養にして生きています。

 
ピロリ菌感染が広がると、胃がん、十二指腸潰瘍、胃潰瘍、胃炎などの病気を発症してしまいます
日本でも約半分の人が、ピロリ菌に感染しているといわれ、50歳以上の約80%が感染しています。
 
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ピロリ菌の感染原因のルートって?

 
ピロリ菌の感染原因は、飲料水から、便から、歯垢からと考えられています。

原因をたどると、
まずは高齢者世代の飲料水、井戸水などからではないか、といわれています。
現代では、5歳までの幼児期に家族などの大人からの食べ物を噛み砕いた物の口移しで感染してしまうのが原因と考えられています。

歯垢に潜んでいたピロリ菌が、幼時期の胃酸の力が弱い胃に住みつくのです。

 
キスやコップの回し飲みでは感染しませんが、
幼児期に親から子、子供同士の食べ物の口移しは注意しなければなりません。
また、湧き水や井戸水を使用する時も注意が必要です。

ピロリ菌感染の初期症状はどんなもの?

 
ピロリ菌感染の自覚症状はあまりなく、気づかない人が多いとされています。
発症の初期症状は、胃もたれ、胃痛、胸やけ、食欲不振、腹痛です。

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食べ過ぎやストレスでの、胃の不調かと間違えやすいので、
一度自分はピロリ菌に感染しているかどうか検査してみるといいと思います。

 
血縁者にピロリ菌感染者がいる、胃潰瘍や胃がんになった人がいる場合も検査を受けるべきだと思います。自分がピロリ菌を持っているのに気づいていない、発症もしていない、無症候キャリアの人は要注意です。

 
検査は、健康保険が適応されれば、約1500円〜5000円で検査することが出来ます。内視鏡や、血液、尿、便、吐いた息でも検査できます。

 
ピロリ菌がいるだけでは症状は出ません。
約30%の人が、ピロリ菌が原因となり何らかの病気を引き起こしてしまうのです。


 
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ピロリ菌感染が引き起こす病気の症状

 
ピロリ菌が関係する病気は、胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎などです。
いずれの病気もピロリ菌を除去することで再発率が減少しています。

 
ピロリ菌は、胃の粘膜の細胞を傷つけて破壊します。ピロリ菌に破壊され続けて、えぐられてしまうと潰瘍になり、どんどん深くなります。

 
胃潰瘍、十二指腸潰瘍の症状・・空腹時の上腹部の痛み、重く感じる、吐き気。瞬間的なものではなく、数時間単位で続く長い痛みを感じる。潰瘍が血管を傷つけると、吐血、血便を生じる。

 
胃がん ・・早期では自覚症状はない。進行すると、食欲不振、貧血、体重減少がある。転移してリンパ節や肝臓の腫大、腹水で気づく。胃がんは自覚症状による早期発見が難しいので、定期的に検診を受け、注意する必要がある。

 
他にも、ピロリ菌と関係の可能性がある病気があります。
突発性血小板減少性紫斑病、慢性蕁麻疹、鉄欠乏性貧血、冠動脈疾患など、悪性の疾患につながる恐れがあります。

ピロリ菌の主な治療法

 
ピロリ菌の治療方法は除菌をすることです。
健康保険で抗生物質と胃酸を抑える薬を一週間内服する方法が一般的です。

 
この除菌方法での成功率は、70%〜80%といわれています。
除菌に失敗した場合でも、異なる薬を組み合わせで再除菌をします。

 
除菌による副作用もありますが、軽度のものなので、受け入れやすい治療法だと思います。

 
ピロリ菌感染の病気が初期の方が除菌の成功率が上がり、病気の発見が遅れるほど除菌の成功率が下がるので、ピロリ菌を持っている疑いのある人は、すぐの検査、除菌をした方がいいでしょう。

また、妊娠するとピロリ菌除去の治療が出来ないので注意が必要です。

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